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ナゴヤ愛

第10回 女性が元気で「よかよか」だがね!

2022.10.27

 名古屋リビング新聞社の名物編集長・中島幸子さんは、ナゴヤの街を25年もの間取材し、女性たちに情報を届けて来ました。ナゴヤで今、何が起きているか、知らないことはないというほどの人ですが、出身は福岡。口癖は博多弁の「よかよか」です。  昨年、35年もの編集経験を詰め込んだ「思い立ったらすぐ行動!『編集脳』のつくり方10」を上梓。

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▲中島さんの行動力の秘密がここに

 本業の編集長以外に多くの顔を持つ中島さん。そのひとつが、なんとアイドル!2013年から、熟女アイドルユニット「AES(あんたらええかげんにしてちょ♪の略)」のリーダーとして、ミニスカ姿で大活躍。「AESはイベントでの一夜限りのつもりだったんですが、世の中には物好きな人がいて、なぜかオファーが来るようになったんです」ファン感謝祭まで開催し、現在は定期イベントにレギュラー出演するほどの売れっ子です。

 2016年より故郷・九州の被災地を応援する「熊本・大分復興支援チャリティーライブ『愛!チカラ』」を開催。2022年までの6年間で約50万円の義援金を集めました。

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▲熊本・大分復興支援チャリティーライブ(2016年)

 2021年からは、AES仲間の大脇多希子さんと一緒に「女性の幸せを応援する」活動『Cota(幸多)club』を開始。「50代のオバサンがNiziUの縄跳びダンスにチャレンジする『GoziUプロジェクト』」をスタート。猛特訓して10カ月後には『金山駅前にぎわいマルシェ』のステージでダンスを披露しました。

 メンバーに『GoziU』への応募理由を聞くと「若い頃にアイドルに憧れていた」と答えた人が多かったといいます。そうした人が一度ステージで喝采を浴びる経験をすると、すっかり「ハマって」しまうのだそう。

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▲50代でNiziUを踊る「GoziUプロジェクト」

 中島さんの活動を紐解くキーワードは「バブル」。AES結成のきっかけも自ら主催したバブルイベント。「ボウリングのマイボールを持ってる人はたくさんいるけど、マイミラーボールを持ってるのは私くらいだと思う」と中島さん。失礼ながら、年齢を感じさせないその元気さの秘密は?と尋ねると「バブル世代は、ディスコで踊りまくって体幹が鍛えられてるの」と笑います。

 中島さんは長い間、本業でもプライベートでも、ナゴヤの女性を元気にする活動をしてきました。外部の人にはなかなか心を開かないと言われるナゴヤ人。そんなナゴヤ人の心を一瞬で開かせる、中島さんにとってのナゴヤとは?

 「私はナゴヤだから、好きなことができたと実感しています。こちらから心を開いて行けば、意外と何でもやらせてもらえます。ただ自らリーダーになりたがる人は少ない。あなたがやるならついて行くわよ、と協力してくれる人が多いんです」

 おそらく自分は、地元・福岡でも東京や大阪でも、今のようにはなれなかったと語る中島さん。「誰もが祭りで音頭を取りたがる福岡では自分は埋もれていたかもしれない。音頭を取ればノッてくれるナゴヤだからこそ輝けた」と話します。

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▲「自分はサラダボール」という中島さん

 今後は個人事業として『マイマガジンの制作』事業を構想中。「バブル世代が若い頃憧れたananやnon-noのような『自分史』を注文制作したいと考えています」ステージ上や雑誌の中のアイドルは女性の永遠の憧れ。女性が輝けば街も輝きます。

 ナゴヤの街を元気にする、編集長の活動は続きます!

(写真撮影:宮田雄平)

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