J-MONITOR

中日新聞社は新聞広告共通調査プラットフォーム「J-MONITOR」を中日新聞、東京新聞で採用しています。読者モニターパネルを参加紙共通の手続き、手順で募集・運用し、同じ条件、同じ方法で紙面調査を行うものです。新聞広告調査の「標準」ともいえる客観的調査手法と多くの蓄積データにより、様々な比較、分析、効果検証が可能です。

調査設計

※応募者は「J-READ」の当該地域・対象者における性×年齢等の属性に従い割付。紙面公募の不足分は、インターネット調査モニターパネルへの公募で補充

2種類の調査手法

J-MONITORでは、個別の広告の反響や効果測定が可能で、質問項目を固定した[定型調査]と、設問を自由に設定できる[カスタム調査]があります。
調査回数には3カ月ごとに上限があり、中日新聞は3系列合計37回(日)、東京新聞は2系列合計22回(日)までです。

定型調査の質問項目

『●●●●』に調査対象広告の『広告主名または商品ブランド名』を入れて行います。

● 広告接触状況

Q1 │ (●面をご覧ください)
あなたは●面の下記の位置にある広告をご覧になりましたか。
① 確かに見た
② 見たような気がする
③ 見た覚えがない

● 広告評価(理解度・興味度・好感度・信頼度)

Q2 │ あなたは『●●●●』の広告をご覧になって、どのように感じましたか。
①広告が理解できた
②広告に興味を持った
③広告に好感を持った
④広告が信頼できる

※それぞれ「あてはまる」「ややあてはまる」「あまりあてはまらない」「あてはまらない」の4段階

● 広告接触前企業(ブランド)認知

Q4 │ あなたはこの広告をご覧になる前から『●●●●』をご存じでしたか。

①事業内容(商品内容)まで知っている
②名前は聞いたことがある
③この広告を見て初めて知った
④わからない

● 商品・サービスに対する購入・利用の経験や意向

Q5 │あなたはこの広告をご覧になって『●●●●』の商品・サービスを今後機会があれば購入・利用の候補にしてもよいと思いますか。
①購入・利用の候補にしてもよい(購入・利用経験あり)
②購入・利用の候補にしてもよい(購入・利用経験なし)
③購入・利用の候補にすることはないと思う(購入・利用経験あり)
④購入・利用の候補にすることはないと思う(購入・利用経験なし)
⑤この広告ではあてはまらない

● 広告による態度変容

Q6 │この広告をご覧になって、あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答)
①初めて『●●●●』を知った
②あらためて『●●●●』に注目した
③『●●●●』のホームページを見たいと思った
④インターネット( ホームページ以外) で比較したり、調べてみたいと思った
⑤店頭で確認しようと思った
⑥まわりの人と話題にしたいと思った(ブログ、SNSの発信含む)
⑦この中にあてはまるものはない

● 他媒体での同一内容広告接触経験

Q7 │あなたはこの広告の内容を今回の広告以外で見聞きしましたか。(複数回答)
①この広告以外の新聞記事・広告で見た
②新聞の折込チラシで見た
③テレビ番組・CMで見た
④ラジオ番組・CMで聞いた
⑤雑誌記事・広告で見た
⑥交通広告(駅・電車など)や屋外・店頭広告で見た
⑦インターネット(パソコンや携帯など)で見た
⑧その他のもので見聞きした
⑨見聞きしていない

● 自由回答

※指定がない場合[Q8、この広告についての感想や意見を自由にご記入ください。]

※質問項目は今後変更になる場合があります

定型調査 報告書の仕組み

定型調査の定量値は、「Q1、広告接触状況」と「Q2、広告評価」以降で対象となる分母が異なります。

つまり、
広告接触率は、その日の閲読の有無によっても変動します。「前回と比べて、広告が見られたか」を確かめるときは、広告接触率はもちろん、「確かに見た」割合の変動やそれを分子にした「広告注目率」での比較もおすすめします。

J-MONITORの活用術① 広告接触率の傾向を知る

J-MONITORによる公式な広告接触率の平均値は、規定により無作為に行う年間24回の定期広告接触率調査の直近3年分(半期更新)の結果から算出します。

●中日新聞朝刊 主要段数の広告接触率平均

(2014年10月~2017年9月の調査結果を対象に算出)

※正規分布の場合、上記区間内に68.3%のデータが含まれます(全体の約16%は区間の上限よりも高い値をとり、結果がそれに該当するものは特によい広告接触状況だったと言えます)

広告接触指標の読み方

◎段数による違いは、広告接触率(「確かに見た」+「見たような気がする」)だけでなく、「確かに見た」の差もあります
◎原稿サイズが小さくなるほどスコアにばらつきが生じる傾向です
◎モノクロからカラーに変えると「確かに見た」が大きく向上します

➡原稿サイズを大きく、またはカラーで掲載することにより、より見られやすい広告に!

J-MONITORの活用術② 広告接触率の予測

中日新聞ではスマホでも使える「広告接触率試算ツール」をご用意しています。3年で2,000広告を超える中日新聞の調査結果を元に、「段数」「業種」「掲載面」「刊別」「色」「広告種類」「曜日」の7要素から、中日新聞に出稿時の目安となる広告接触率が算出可能です。J-MONITOR定期広告接触率調査の参加全紙の平均値とも比較できます。

※過去3年分(計72日分)のデータから数量化Ⅰ類という分析手法で算出した予測値です。実際の広告接触率を保証するものではありません。
※実際の広告接触率は原稿内容・デザインを始め多様な要素により変動します。

J-MONITORの活用術③ 調査票表示名

個別定型調査では、調査票のひな型にあらかじめ設定した調査票表示名と自由設問文が自動で表示されます。調査結果を左右しかねないのが、調査票表示名のつけ方です。

調査票表示名は、Q2からQ6までの各問に表示されます(24ページ参照)。30字まで可能です。特にQ4「調査前認知」Q5「購入意向・経験」Q6「態度変容」は、同一広告主・原稿でも調査票表示名に対してモニターが回答するため、定型設問文とのつながりに違和感なく、かつ広告原稿に記載のある表示名をお勧めします。

また、同一商品・ブランド・企業の広告で複数回調査をする際、調査票の表示名を揃えていると、条件の違いなく過去の調査結果と比較できます。カタカナとローマ字で、あるいはローマ字も半角と全角の違いで、モニ ターへの伝わり方が変わる場合もあるのでご注意ください。

【 個別定型調査Q2、Q3とQ4~Q6の違い 】

J-MONITORの活用術④ 自由設問文

個別定型調査のQ8(自由設問文)は、200字以内で自由に変えられます。約200人(回答数の目安)の声を集められるので、広告原稿への意見・感想以外にも、貴社商品・ブランド・企業・プロモーション活動がどう伝わっているかの確認など、使い道は豊富です。

※バイアスがなく、どのモニターも受け止め方が変わらない設問文をご用意ください。
※一度に複数の質問にせず、かつモニターがすぐに記入しやすい設問文をお勧めします。
※設問文のつくり方によってはリサーチャーより修正提案があります。

文例

  • ○○○○という企業、ブランド、商品全般について、印象や感想、意見などを自由にご記入ください。
  • あなたにとって○○○○はどのような存在ですか。感想や意見を自由にご記入ください。
  • 国内外の○○○○メーカーの中で、「○○○○」について思い浮かぶ印象、感想、意見など自由にご記入ください。
  • ○○○○の、商品およびユーザーについて、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
  • 「品質のいい○○○○」と聞いて、思い浮かぶメーカー・ブランド、その理由を自由にご記入ください。
  • ○○○○について知っていることや感想・意見などご記入ください。○○○○そのものについてでも、テレビCMなどプロモーション活動についてでも構いません。
  • 日ごろの○○○○の広報活動について、思うことを自由にご記入ください。
  • この広告に掲載の商品で関心を持ったものがあれば、その商品と理由をご記入ください。
  • この広告に登場する○○○○さんについて、知っていることや日ごろお持ちの印象など自由にご記入ください。
  • あなたは○○○○に関してどのようなことが知りたいですか。ご自由にお書き下さい。

J-MONITORの活用術⑤ 個別定型調査の比較

個別定型調査の報告オプションとして、弊社ではJ-MONITOR連絡協議会の定型調査比較ツールによる報告もご用意しています。偏差値、有意差、判定など、より充実した機能で分析可能です。

●表示形式は2種類

①箱ひげ図
比較対象を平均値だけでなく、最大値、最小値、ばらつきの範囲も含めて箱ひげで表すものです。対象広告の位置づけが把握しやすく、同業種、原稿サイズ内での全体比較や複数回の出稿を1枚で検証するのに適しています。
②棒グラフ
各指標の平均値を棒グラフで表し、対象広告の折れ線グラフと比較します。比較対象の棒グラフは2種類まで表示可能なので、例えば対象広告を「男女」「40代と50代」「女性と40代」と分けて分析するのに便利です。

※表はイメージです(J-MONITOR連絡協議会で用意された基本仕様から、弊社用に報告書としてコメント等を加筆しています)

①箱ひげ図
定型調査比較ツールで比較対象の抽出条件を設定しきれない場合など、弊社仕様の比較表で代用する場合があります。
②棒グラフ
新聞全体の平均値などはオフィシャルサイトで公開中

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