クチコミ係長
中日新聞社では、新聞や新聞広告をソーシャルメディアの視点でも話せるよう、株式会社ホットリンクのソーシャルメディア解析ツール「クチコミ@係長」を導入しています。
新聞広告は話題になる!
ツイッター&ブログ投稿分析
「新聞」かつ「広告」含むツイートと主要20ブログサイトの投稿を、2016年1月1日から6月30日まで全量収集した半期平均で分析
投稿数推移
「新聞広告」ツイート、1日平均1,157件!
属性
新聞広告に関するツイートには、「新聞」「広告」のどちらかしか入らないつぶやきも。
「今朝の中日新聞に●●」「 ●●の全面広告」「 ●●さんが新聞一面に」など、写真付きで短くつぶやかれるケースが多数見受けられます。
これまでに見た、つぶやかれる新聞広告の傾向
①キャラが立っている広告
人気のアニメキャラクターやアイドルグループ、または女性ファンの多いトップアスリート(例:羽生結弦選手)は、フォローし合うファン同士の1日の話題になりやすく、拡散が生まれます。ツイートを見て、駅やコンビニに買いに走る人も。
また、食品など元々SNSの拡散ネタを提供している商品・企業が新聞広告を出すことで、いつも以上に盛り上がることもあります。
②15段の広告
「新聞1ページ」という大きさは、日ごろ新聞との接点が少ない人にもインパクトを与えます。例えば自分の好きなアニメが15段で載ると、記念に残しておきたい思いが強まるようです。(折り目に顔がかからないようにするのがミソ?)
③出版広告
拡散は多くなくても、1面のサンヤツ・サンムツから書籍、雑誌の広告まで、ちょっと目につくとつぶやきたくなるようです。出版社からの掲載情報に反応する人も見受けられます。
④意見広告
新聞の「ポリシーやメッセージを感じる」というメディアイメージが上昇(2006年:38.1%→2016年:48.3%※)する中、各種の意見広告はインターネット上でも話題になり、賛否の声が上がるきっかけとなります。
※博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査・2016」時系列分析より引用
⑤地方紙の広告
「その地域にしかない広告」が、他の地域の人からは新鮮な発見になることも。また、新聞を使ったエリアプロモーションで有効な、地域別にご当地色を出した広告や各地でキャラクターが異なる広告は、探索や収集意欲を掻き立てます。
⑥昔々の新聞広告
どこから、何から、拾ってくるのか、遠い昔の新聞広告がツイッター上で浮遊していることがあります。レトロ感と、今の時代とのギャップが楽しいようです。