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国内最大級展示施設「Aichi Sky Expo」が8月に開業ー
MICE新時代を迎える東海エリア

2019.10.29

中部国際空港の隣接地に開業した「Aichi Sky Expo」

大型MICE施設の開業、計画が目白押し

 8月30日、愛知県待望の大型展示施設「Aichi Sky Expo」が常滑市の中部国際空港島に開業した。愛知県では、リニア新時代を迎えることもあり、国内外からのMICE(会議、企業研修、展示、イベント等)の需要が高まることが予想されている。先んじて開業した同施設は、東海エリアのMICE新時代に向けたさきがけとなる施設として注目される。

 同施設の展示場面積は6万㎡と国内最大級(国内4番目)の規模を誇り、日本初の空港直結型の大型展示場として国内外からの高い利便性のほか、リニア中央新幹線が開業する名古屋駅からは最短28分でつながる立地特性などを施設の特徴としている。自動車産業、航空機産業の中枢地域として産業系のMICEから幅広いイベントなどへの対応を可能としている。

 その他、愛知県内では、愛知県体育館の移転新設、名古屋市国際展示場新第1展示館の計画が進むほか、名古屋市総合体育館(日本ガイシスポーツプラザ)が来年7月以降に改修工事を終えるなど、大型のMICE施設の計画が続く。愛知県では「2026年アジア競技大会」も開催されることから、同大会に向けたあるいは同大会を契機としながら、リニア時代の国際的なMICE新時代に向かっていくことになる。

 東海エリア、特に愛知県においてのMICE開催の強みとしてあげられるのが、日本を代表するものづくり産業圏域ということである。今年、来年の2か年にわたり、「あいち技能五輪・アビリンピック2019-2020」の開催が決定しており、この11月には、第57回技能五輪全国大会、第40回全国アビリンピックが、Aichi Sky Expoを主たる会場として開催される。地域の強みを活かしたMICEの開催は、単なるMICE開催だけではなく幅広い産業振興にも資することから、今後も地域らしいMICEの開催に期待される。

名古屋の国際会議数は全国5位

 日本政府観光局から発表された国際会議統計によれば、2017年の都市別・国際会議件数において名古屋市は全国5位と前年と同順位を維持している。他の大都市と比べても横浜市、大阪市を上回っており、都市別では高いポジションに位置していると言える。今後も前述したとおりの大規模展示施設等の誕生に伴う国際会議の開催などの増加も想定され、名古屋市全体の国際会議数を底上げしていくことが予想される。

■都市別・国際会議開催件数(2017年)

出典:国際会議統計(日本政府観光局(JNTO))を基に三菱UFJリサーチ&コンサルティングが作成
※1 中・大型会議場:参加者総数が300名以上でかつ外国人参加者数が50名以上のもの
注: 同じ都道府県内の複数都市で開催された国際会議を含む数値には、*印をつけている

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