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INTERVIEW

<今>がスタートという気持ちで 時計の未来を切りひらく

2018.10.12

ー 創業100周年おめでとうございます。名古屋での記念イベントの告知をはじめ、100周年に関連する広告出稿をいただきました。イベントの反響はいかがでしたか。

田中 100周年を記念した特別イベント「Touch & Try Event」は、創業記念日である2018年5月28日の東京を皮切りに、名古屋、大阪、福岡、札幌の全国5都市で開催しました。名古屋では、6月6日から10日までの5日間、JR名古屋駅中央コンコースで実施し、おかげさまで、想定を大きく上回る老若男女たくさんのお客様にご来場いただきました。

ー マーケットとしての名古屋の印象はいかがでしょう。

田中 東京や大阪と並んで、売り上げは好調です。名古屋はもともとモノづくりに対してとてもシビアな土地柄ですが、これは逆にいえば目が肥えているということでもあります。良い製品をつくればきちんと評価していただけるという印象ですね。

ー 100周年記念イベントは5都市で開催されたというお話がありましたが、内容はどのようなものだったのですか。

田中 シチズンの100年の歩みをタッチパネル掲示したほか、世界最薄※の光発電時計「エコ・ドライブ ワン」や100周年記念モデルを展示し、お客様に実際に触れて体感いただきました。時計という商品は、購入するつもりで売り場にいらっしゃるケースを除くと、実際に手に取っていただける機会が少ないので、とても有意義なイベントになったと思います。

ー 「エコ・ドライブ ワン」は、私も手に取ってみたことがありますが、広告などで薄さを知っていても、実際に見たときに大きなインパクトがありました。そうした反応は多かったのではないでしょうか。

田中 2.98mm(設計値)という薄さの「エコ・ドライブ ワン」を初めてご覧になる方は、ほぼ例外なく驚かれますね(笑)。広告には広告の力がありますが、やはり実際に触れていただくことで、多くの方に五感で魅力を体感していただけるのだとあらためて感じました。

ー 時計は精密機械なので、各社で技術を競っていると思いますが、御社ならではの数ある技術の一端をご紹介ください。

田中 独自技術ということなら、「エコ・ドライブ」や「スーパーチタニウムTM」が挙げられます。エコ・ドライブは、当社が独自に開発したソーラーセルによる光発電システムで、わずかな光でも充電が可能です。また、一度のフル充電で6ヶ月以上駆動、最大7年間の駆動が可能なパワーセーブ機能を搭載しているモデルもご用意しています。

 スーパーチタニウムTMも当社独自の技術で、純チタニウムに表面硬化技術を施すことで、ステンレスの5倍以上の硬さと約半分の軽さを実現しました。時計は日常的に使用するものなので、どうしてもキズがつきやすいのですが、スーパーチタニウムTM製のモデルなら、時計本来の輝きや色合いを保ちながら、快適な着け心地でご使用頂けます。

ー せっかく購入した時計がきれいなまま使い続けられるのは、ユーザーにとってはありがたいですね。御社のこうした技術力を支えているものは何なのでしょう。

田中 自社一貫生産「マニュファクチュール」であることが大きいと思います。先ほどの「エコ・ドライブ ワン」なども、3ミリきるという薄さを実現するにはムーブメントを1ミリに収める必要があります。従来品の部品では無理なので、85個もの部品をすべて一からつくり直しました。当社はこの100年間で、「世界初」や「世界最薄」といった、それまで世の中に存在しなかった製品をいくつも送り出してきましたが、社内での一貫生産体制があるからこそ、このような挑戦が可能なのだと思います。

ー 企業としてのクラフトマンシップマインドという点ではいかがですか。

田中 1918年に尚工舎時計研究所として創業して以来、ものづくりのDNAは脈々と受け継がれていると感じています。当社が最初に発売した製品は、「CITIZEN」と名付けられた懐中時計でした。名付け親は、創業者の山崎亀吉と親交のあった当時の東京市長の後藤新平氏です。「永く広く市民に愛されるように」との思いが込められたこの名前は、「市民一人ひとりが市長である」という名言を残した後藤氏だからこそ説得力を持つもので、後に社名として引き継がれました。いってみれば当社の原点ですね。

 また、2014年からは、「BETTER STARTS NOW」というブランドステートメントを打ち出しています。この言葉には、常に今をスタートとすることで、現状に満足せず、絶えず新しいもの、より良いものをつくり出し、時計の未来を切りひらいていこうというシチズンの信念が表現されています。本年8月に、プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手とグローバルブランドアンバサダー契約を結びましたが、これも未来に向けてひたむきな努力を続けるという点で、「BETTER STARTS NOW」というメッセージにふさわしいという判断からです。

ー なるほど、技術力に加え、このようなマインドがあるからこそ、世界が驚くような製品開発が可能なのですね。最後に、新聞に期待することがあればお聞かせください。

田中 モノづくりを行う企業としては、やはり製品を広く周知することが重要ですので、広告や記事という形で伝える役割を担ってくれる新聞には大きな期待があります。特に中日新聞には地域密着の強みを感じます。今後いろいろと協働できたらと思います。

ー 新聞広告のみならず、地域を良く知る弊社ならではのご提案が、御社の課題解決のお役に立てればと考えています。本日はありがとうございました。

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